香水レビュー:Maison Francis Kurkdjian L'Eau A La Rose Eau de Toilette & A La Rose Eau de Perfum

今回の香水はこの二つです。

 

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Maison Francis Kurkdjianの、L'Eau A La Rose Eau de Toilette

バラの香りが好きな日本人のために作られた香りだとか。

 

今の所、最初に嗅いだ時にバラの香りが

最も素直に綺麗に出てくる香水はこれです。

子供の頃に通っていたピアノ教室の先生がイギリス旅行にいらした折に

お土産にくださったバラのみでできた練り香水に、香りがそっくり。

私が探していたバラの香水のイメージに最も近いのがこれです。

みずみずしく、フレッシュなバラの香り。

大好きなJurliqueのバラの化粧水にそっくりな香り。

 

もう一つ、こちらも同じメゾンの香水。

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A La Rose Eau de Parfum by Maison Francis Kurkdjian

こちらはL'Eau A La Rose より奥ゆかしいバラの香り。

L'Eau A La Roseがバラだけの花束なのに対し、

こちらはバラを中心とした、いろんな花が入ったブーケ。

 

2種類とも、人工的なものは一切入らない、切りたての

ナチュラルでフレッシュな花の香りがします。

香りに奥行きがあり、変化が楽しいのは

A La Roseの方だと思いますが、

私が探している生花のバラに最も近いイメージの香りは、

L'Eau A La Roseの方です。

両方揃えてシーンによって使い分けるのも楽しいと思いますが、

どちらか一方を選ぶなら、今私が欲しいのは

フレッシュなバラそのままの香りのL'Eau A La Roseかな。

朝身支度を整えて、仕上げにスプレーしたら

それだけで気分が上がりそうです。

 

探していた香りに出会えた時って、やっぱり嬉しいですね。

 

 

香水レビュー:Byredo Rose Of No Man's Land Eau de Parfum バイレード – ローズ オブ ノー マンズ ランド

お次はバイレードの、Rose of No Man's Land.

 

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一捻りした香りが得意なバイレード。

Rose of No Man's Landは、第一次世界大戦中最前線で

看護活動をした、赤十字の従軍看護婦を称えて

制作されたものだそうです。

 

こちらも、バラ感は抑えた香り。花束っぽさすらしない。

バラ?あぁ、言われてみれば、花の香りがかすかに。。。

という程度です。

ベースのパピルスとアンバーの香りが強く、花の香りは

添える程度に微か。

印象としては、病院のベッドで使う、洗い立てのシーツ。

力強く、潔く、落ち着いた香りです。

Tom Ford同様に女性的というよりは中性的な香りですが、

これはギリ女性向けかな。

Rose Prickほど男性に振り切った感じではありません。笑

 

これはこれでいい香りだし、全然ありなんだけど、

私が今探している、華やかに香るバラの花束のような香りとは

全然違う性質のものでした。残念。

 

香水レビュー:Tom Ford Rose Prick Eau de Parfum トム・フォード ローズプリック

トム・フォードの「バラの棘」という名前の香水。

 

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まず、50mlのボトルが$368という値段の高さにビックリ。

値段設定からして通常の香水とは

差別化しているってことなのでしょうか。

 

一言で表すと、わかりにくい香りです。

「つけた瞬間、3種類のローズのフレッシュな香りに包まれ……」

え?どこが?

個人差はあるでしょうが、私は薔薇っぽさは全く感じませんでした。

男性がバラの香水をつけるとしたらこんな感じだろうな、という、

バラ感は極限まで抑えた、甘さは全くない香り。

とても一方的でステレオタイプな表現をするとすれば

ゲイの男の人がつけたらすごく似合いそうな香りです。

女性がこの香水をつけるとしたら、イメージ的には……

グレイス・ジョーンズか、ユーリズミックスのアニー・レノックス。笑

 

ピンクのボトルから、勝手に薔薇薔薇した感じ(笑)の香りだろうと

想像していたのですが、完全に違いました。笑

 

お高いだけあって、少量でめちゃくちゃ香ります。そして香りの持続すること。

その長さは通常の香水の比ではありません。

さすが、これだけの値段がするだけあります。

サンプルのヴァイアルを開けた時についうっかり手の甲に一滴撥ねかしたため、

一日中この香りを嗅ぐハメに。笑

そして、時間とともに移り変わる香りが、また奥深いのです。

でもこれは、好き嫌いがはっきり分かれる香り。例えば山手線で

隣に立った人がこの香りをつけていたら、

それを嗅いで気分悪くなる人も多分いるかと。

 

この香水は、私的にはクセになる(笑)香りなのですが、

どちらかというと自分がつけるより、

他の人がつけてるところを近くで嗅ぎたいかな。

自分がつけてるところは全く想像できない、

得体の知れない不思議な香りでした。

香水Review

バラの香水を探しています。

が、現在コロナ禍で気軽に香水ショッピングというわけにもいかないので、

オンラインで以下の香水のサンプルを入手:

  • Tom Ford Rose Prick Eau de Parfum
  • Amouage Love Tuberose Eau de Parfum
  • BYREDO Rose Noir Eau de Parfum
  • BYREDO Rose of No Man's Land Eau de Parfum
  • Diptyque Eau Rose Eau de Toilette
  • Fragrance du Bois Siberian Rose Eau de Parfum
  • Kai Kai Rose - Perfume Oil Roll-on Perfume Oil
  • Maison Francis Kurkdjian A La Rose Eau de Parfum
  • Maison Francis Kurkdjian L'Eau A La Rose Eau de Toilette
  • Mazzolari Le Rose Eau de Parfum
  • Mizensir Rose Exaltante Eau de Parfum
  • PARFUMS DE NICOLAI Rose Pivoine Eau de Toilette
  • Parle Moi de Parfum Une Tonne de Roses Eau de Parfum
  • Tauerville Rose Flash Parfum Extrait

印象と感想をアップしていきます。

お引越し

以前やっていたブログは、サービス終了のため2015年の5月を最後に更新できなくなってしまった。。。三日坊主の私にしては珍しくOn & Offでも2006年から続けていたので、当時の出来事を書いた記事や、あの頃自分がどんなことを考えていたかなどの懐かしい事柄がいくつか。ということで、6年間放置していたブログを引越しすることにしました。

 

期せずして、現実の生活の方でも引越しが決まっております。これまでずっとアメリカ西海岸で生活してきた私。何の因果かミッドウェスト、それも退屈極まりない街として知られるオハイオ州クリーブランドに年末に引っ越すことになりました。。。(_ _|||)

 

のんびりボチボチ更新していく予定です。