日本の炊飯器をアメリカで使う(変圧器の使い方)

友人が、「使ってないから」と象印の「圧力IH極め炊き」をくれた。

この炊飯器だと、今まで食べてたご飯は一体なんだったんだろうと思うぐらい美味しいご飯が炊けるのです。日本のご飯にかける情熱&炊飯器の技術って、すごい。

家にあった1200VAの変圧器を経由して使っていたのだが、先日この変圧器が壊れてしまった。(炊飯器の消費電力が1240Vなので、多分オーバーキャパシティーが原因)。一度、無謀にも変圧器を介さずに直接壁のプラグに繋いでご飯を炊いてみたのだが、熱くなりすぎて途中でスイッチが切れてしまった。。。(壊れなくて良かった!)

 

熱くなるタイプの家電(電熱器)を変圧器経由で使う場合、消費電力の3倍のキャパがある変圧器を使わないといけないとのことなので、象印極め炊きのマニュアルをチェックすると消費電力が1240Vとなっている。なので5000VのVCTの変圧器をアマゾンで購入。

 

しかしこれが使いづらい。というか、ユーザーズマニュアルを読んでも、何をどう設定してどこにどうプラグインするのかちんぷんかんぷん。ネットでビデオを探すも一切出てこず。

日本の家電をアメリカで使うには120Vの電流(アメリカのアウトレットの電圧)を100Vに下げる必要があるところまではなんとかわかったので、変圧器のJAPAN VOLTAGE 100V LINEと書いてあるアウトレットに炊飯器のプラグを挿そうにも挿し口の裏に何か金属の板?のようなものが邪魔しており、プラグが入っていかない。(製造元がきちんと品質管理をしていない模様。。。)

アマゾンのレビューに、直近で同じユニットを買った人が同じ問題で文句を書いており、さてはこの人が返したものを私のところへ送ってきたなと合点がいった。

よってこれは返品。品質不備で使えないし、デカくて重くて場所とるし。(変圧器自体が炊飯器と同じぐらいの大きさ&重さは4倍ぐらいありました)

 

代わりにこれを注文:

UMI 120V to 100V Step Down Transformer

VCTと同じく、中国のメーカーです。

ここの変圧器はStep UpとStep Downの二種類があり、アメリカの電気製品(120V用に作られたもの)を日本(100Vまたは110V)で使うには、壁のアウトレットから流れる電気は100Vか110Vでそれを120Vに変圧する必要があるのでStep Up、日本の電気製品(100Vか110V用に作られたもの)をアメリカで使うには、壁のアウトレットからの電気は120Vでそれを100Vか110Vに変圧するのでStep Downが必要になります。私が買ったものはStep Down専用なので、アメリカで日本の家電を使う時しか使えません。

 

一番キャパが大きいもので2000Wしかなかったので、とりあえずそれを使っています。変圧器って大きくてごついものが多いですが、これは規格外に大きかったVCTのに比べかなりスリムで場所取らないし重さもそれほどでもないです。これのおかげで日本の優秀な炊飯器で炊けた美味しいご飯が食べられてありがたいです。耐久性については後日またレポートしますね。

 

あ〜、この美味しいご飯でTKGが食べられたら。。。。